携帯が水没。修理ではなく機種変を選んだときに気を付けること。
iPhone 5が水没した。水没後の対処については多少なりとも心得ていたつもりではあったが、ジップロックに米を詰めてiPhoneと一緒に三日間放置しても二度と息を吹き返す事はなかった。
そこで時代遅れと言われ続けたiPhone 5をいっそのこと機種変しようと考えた。と同時に、今まで通信費としてかさんでいたauとの契約を解除し、格安SIMに乗り換えることにした。要するにこのブログは、携帯が水没してから、キャリアと機種を一気に変えた場合にするべき流れを書いたものである。
流れは大きく分けて3つである。1つ目はauの解約。2つ目は格安SIMの契約。3つ目は新機種購入。
1.auの解約。
auの解約自体は何ら難しい事は無い。 auに電話し、自分の携帯番号を告げ、解約したいと言えば良いだけだ。しかしながらここで大きな問題となってくるのが解約料金である。ほとんどのキャリアは2年契約をしており、2年に1回の更新月を逃すと多額の解約金が生じる。なんとも姑息な方法だと思うがしょうがない。今回に関しては突然携帯が水没し、すぐにでも新しい機種が欲しかったために、更新月まで待ってもいられなかった。そこで仕方なくauの解約料を一万円弱支払うこととなった。しかしながら(これは後から気づいたことだが)、乗り換え先の格安SIMの会社や、他のキャリアによっては解約料を負担しますという謳い文句のところもあるので、検討すると良いと思う。
ここで、解約のときに忘れてはいけないのが今までにたまったauのポイントを全て使い切ると言うことである。携帯料金を払っている間に知らず知らずのうちに蓄積されたポイントが貯まっていると言う人も多いだろう。私の場合6000円分たまっていた。
また、格安SIMに乗り換える場合、今までのキャリアメールが使えなくなるという大きな障害がある。今までキャリアメールに登録していたサイト、例えばアマゾンであったり楽天であったりの登録メールアドレスを全て変更する必要があるのだ。私の場合とりあえずGoogleメールなどのフリーメールに移行しようと考えたが、アドレスを変更する際に前のアドレスに変更確認メールが届くことがある。しかしながら携帯が水没しているため、そのメールを見ることができない。そこでパソコンからキャリアメールを見ようとしたのであるが、auのサイトにログインすることができない。なぜなら「二重認証」と呼ばれるものが存在しているからだ。この二重認証と言うものは、ログインの際ショートメール(SMS)に届く確認の4桁のコードが必要というもので、携帯自体が動かないと受け取れない。だがこれはauに電話することで解決ができるということだった。実際に私もauに電話し二重認証を解除してほしいという旨を述べたところ、30分以内に解除していただいた。これでPCからもキャリアメールを見ることができ、とりあえず登録アドレスの変更をすることができた。
まとめると、注意事項は3つ。1つは解約する月を更新月にする方が得をすると言うこと。もう一つはポイントを使い切ると言うこと。もう一つはキャリアメールが使えなくなるので、メールアドレスを登録している際は他のアドレスに移すこと。ここで、二重認証はauに電話をすることで解除してもらえるということ。
2.格安SIMの契約
今回いろいろ迷ったものの、格安SIMの会社の候補を2つに絞った。UQモバイルとYモバイルである。調べてもらうとすぐにわかると思うが、この2つの会社は、他の会社に比べて、通信料が格段に速い。よって今のところ(2018年11月現在)格安SIMを選ぶならこの2つの会社をから選ぶべきであると思われる。この2つの会社の違いは、端的に言うとUQはデータの通信に強く、Yモバは電話通信に強い。なのでデータ通信を多く使うのであればUQ、電話を多く使うのであればYモバイルくらいの考えで良いと思う。今までauだった場合は、auの子会社であるUQを使うことで、機種本体をそのまま使うことができるメリットを受けることができるのでお勧めである。
私は本体はそのまま廃棄するため、どちらで選んでも良さそうだった。結局悩んだ末にYモバイルにすることとした。では、Yモバとの契約をどのようにすれば良いか。これは直接店に行くのが1番手っ取り早い。店で格安SIMを1つ下さいと言って、後は店員の指示通りに契約を行った。しかしながら当然この時に店員はいろいろな高級なプランを進めてくるので、ある程度どのようなプランがあるかという知識と、どれにしたいかと言う意思は固めていったほうがいいだろう。
3.新機種購入
機種変更も欲しいものが決まっているのならば話は早い。安く済ませたいのであれば格安SIMとセットで安く買えるアンドロイドや旧型のiPhoneなどがいいだろう。私はどうしてもiPhone 7より後のiPhoneが欲しかったため(Apple payが使いたかった)、本体だけ別にアップルで購入ことにした。購入方法は簡単。直接Apple Storeなどに行って購入するか、オンラインストアで購入するだけだ。この時にSIMフリーのものを買えば問題ない。
ちなみに本体を入手した後にYモバに行けば、面倒な初期設定は店側で行ってくれる。ちなみにそんなに難しいものではないので、「Yモバ 格安SIM 設定」で検索し、その通りに行えば問題ない。
これで全ての手順は網羅しているはずだ。
追記:iPhoneのバックアップは月一回くらいはしておく方がいい。
ビールの種類を知りたい!ラガー、ピルスナー、エールって何?
お題スロットを回してみたら好きなビールについてだったので書いてみる。と同時に、ビールの分類について自分なりに調べてまとめてみた。
好きなビールの順番を決めるのは難しいので、よく飲む順に10個並べるなら
キリン一番搾り、サッポロ黒ラベル、アサヒスーパードライ、ホワイトベルグ、キリンラガー、金麦、エビス、クリアアサヒ、プレミアムモルツ、淡麗グリーンラベル
かな。まあこんなのは置いておいて、本題。
ビールの分類方法は様々あるらしい。例えば
- 酵母の種類 (発酵の終わりに酵母が沈む下面発酵酵母と、発酵中に酵母が液の表面に浮かび上がる上面発酵酵母)
- 熱処理の有無 (酵母等による変質を防ぐため熱による処理(パストリゼーション)をしたビールと、しない生ビール)
- 原料 (麦芽100%ビールと、米・コーン・スターチ等の副原料を使用したビール)
- 色 (通常の淡色ビールと、中濃色ビール、濃色ビール)
結局実生活で役に立つのはよく聞くビールの種類を知っていること、それがどの分類になっているのかという二点に集約されると思う。
ではどのように分類しようかと調べてみると、最終的に「スタイル」というものに分けられるらしい。店に並んでいるビールはこのスタイルで書かれていることが多いので、これを知っていればどのようなビールなのか想像することができそうだ。だがこのスタイルが曲者で、分類のために原材料や副原料、アルコール度数、苦みの度合い、色み、風味、芳香、ボディの強さなど、様々な要素が用いられる。
そこで、最も生活に使えると思われる二つの観点から分類することにした。一つはよく聞く「エール」と「ラガー」の分類。これは上記の酵母の種類による分類である。
もう一つは色による分類。これを知っておけば「黒ビールが飲みたいからデュンケルを頼もう」などの楽しみ方ができる。
酵母の種類による分類
ビールができるまでの過程については長くなるので今回は抜きにして、
下面発酵酵母→ラガー
(のどごしが良くすっきり爽快、ゴクゴク飲める。)
上面発酵酵母→エール
(イギリスやベルギーで主流。芳醇で濃厚な味わいと飲み応えがある)
とビールは二つだけに分類できる。そして、ほとんどのビール(大手飲料メーカー)は「ラガー」の「ピルスナー」というスタイルである。したにそれぞれどのようなスタイルがあるのか表にしてみる。
分類 | ラガー | エール |
---|---|---|
代表定なスタイル | ピルスナー, アメリカンラガー, ウィンナー, オクトーバーフェスト(メルツェン), シュバルツ, ボック | IPA, アビィビール, アルト, ヴァイツェン, スタウト, セゾン, トラピスト, バーレイワイン, ペールエール, ベルジャン・ホワイト |
なるほどなるほど。IPAとかヴァイツェンはエールだったのか。
色による分類
ペール : (色の濃さが) 淡い、淡色の
アンバー : 琥珀色~赤褐色
ブラウン : 茶系色、褐色
デュンケル : ダークな色
シュヴァルツ : 黒色
これらがそのままスタイルの名前になっていることも多い。
デュンケルとかはビアガーデンとかでよく目にするなぁ。
その他分かりやすい図があったので引用しておく。
ざっくりと、ペールとピルスナー、ヴァイツェンは色が薄い、デュンケル、ポーター、スタウトは色が濃い!くらいでいいだろうか。
追記:クラフトビールについて
定義は様々だが、日本ではクラフトビールとは「いわゆる大手ビールメーカー以外の、地域密着型の小規模な醸造所で造られるビール」と説明されることが多い。
東北の紅葉〜自然美から人工美まで〜
今週のお題「紅葉」
ということで、今年目を楽しませてくれた紅葉について記していく。仙台市在住なので、東北の一部に限るが、今年は特に天気にも恵まれ、綺麗な紅葉を見ることができた。日記としても活用したく、時系列順とした。
蔵王山(ざおうさん)
【晴れた日のお釜は圧巻】
訪問日:2018.10.21
蔵王山のお釜へはスカイラインを通ることで山頂まで来るまで登れるため、お年寄りや子どもでも気軽に行くことができる。この日は蔵王山は紅葉のピークを迎えており、遠刈田温泉辺り(山頂まで車で30分くらいの温泉街)から車が徐々に混み始め、通常より2時間ほど遅れた登頂となった。ただ、車から眺める景色は美しく、山裾から山頂へかけて変化する紅葉の姿をゆっくり楽しめることができて混雑は苦にならなかった。
山頂は風が冷たいので防寒は必須である。御釜を望むと太陽が背中から照らすため、御釜が深い緑色に輝き、(色の表現が不自然だが、本当に深緑に輝いているのだ!)実に美しい。ゴツゴツした無骨な岩肌と、どこまでも澄み渡る空のコントラストは比類ない。また、近隣ではキツネ村や温泉など楽しめるので、是非とも晴天の日は行って欲しい。
(iphone5で撮影でこのクオリティの景色である。)
磐梯山(ばんだいさん)
【美しさと荒々しさの両方をのぞける稀有な山体】
訪問日:2018.10.26
我が故郷の名山、磐梯山に登山した。八方台登山口と呼ばれる、登りが約2時間15分、下りが約1時間40分のコースを楽しんだ。このコースは入口の駐車場も広く、最も登山客が訪れる初心者にも比較的優しいコースである。この日の紅葉は登山し始めてからというより、5合目くらいまでの車での道中で最も紅葉を楽しむことができた。
いざ登って見ると、程よいアクティブ感のある登り坂で、初級者でも存分に楽しめる。中腹ほどになると所々に開けた箇所があり、桧原湖(ひばらこ)や秋元湖(あきものこ)などの湖や、吾妻(あづま)連峰がまるでジオラマのような質感で目の前に脈々と広がる。紅葉期は全体が紅く染まり、湖の青と相まってより美しい。この日は遠景まで望むことができ、飯豊山(いいでさん)(福島、新潟、山形の県境の山)なども見ることができた。
9合目ほどにはお花畑という看板が見えるので是非とも寄ってほしい。磐梯山は1888年に大規模な噴火をし、山体崩壊をしている。山体崩壊は噴火に伴い山が抉り取られることであり、これにより3つの集落を飲み込んだ。花畑と書いてあるあたりではその様子を見ることができる。登山道の美しさと打って変わって自然の脅威や荒々しさを間近で見ることができる。
さて、山頂だが残念ながら今回は少しガスが沸いていて完全な景色を見るには至らなかった。ただ、たまに姿を表す下界はまるで雲の上に浮かぶラピュタのようだった。
蔵王周辺
【湖、滝、川と紅葉のコラボが楽しめるこの上ない贅沢】
訪問日:2018.11.4
蔵王周辺と書いたが、七ヶ宿(しちがしゅく)という地域に訪れた。今回は長老湖、滑津(なめつ)大滝をメインに紅葉狩りへ行った。長老湖の周囲は湖にこんもりとせり出す色とりどりの紅葉で満たされている。栃木日光の中禅寺湖を彷彿とさせるような佇まいで、何よりも背景にどっしりと佇む紅い蔵王山が神々しい。やはり湖に反射する紅葉が視界を埋め尽くす様はいつ見てもいいものだ。ボートに1時間800円ほどで乗れるので、行ったときは是非乗るといい。
滑津大滝は長老湖から車で20分ほどにある滝である。落差はさほどないとはいえ二段の幅広の滝は豪快である。長老湖とは少し異なり、モコモコとした紅葉というより、一際映える真っ赤なもみじが点々とあるのが印象的だ。滝は音と肌と、五感で清々しさを感じられるから大好きである。
円通院
【息をするのも忘れる自然美と人工美の融合】
訪問日:2018.11.10
円通院の紅葉ライトアップ。常時整備された枯山水の石庭に、これまた美しく整えられた数々の紅葉した木々が美しくライトで照らされる。紅葉ライトアップは初めて訪れた。紅葉本来の色がライトで消されてしまうのではと思っていたが、全くの杞憂であった。ライトアップは紅葉の本来の美しさを損ねることはなく、むしろ最大限に引き出してくれた。特に赤や黄の紅葉と同系色の来とは全体のまとまりを保ちつつ、紅葉のボリュームを倍増してくれた。さらに、借景となっている針葉樹や竹林には緑色のライトアップをすることで、主役の紅葉をより引き立たせていた。お堂の背景は紫のライトで神々しい存在感を引き出してみたりと、細やかなギミックがあり、見飽きることがない。
更には時間が会えば中央で尺八やギターの生演奏を聞くことができる。出口周辺には池があり、そこに映し出される逆さ紅葉が楽しめる。単純に考えても紅葉が上下で二倍に増えるのだから視界はお腹いっぱいである。文句ないフォトスポットだ。
紅葉がピークの土曜日という最混雑の日に行ったが、仙台市方面からは駐車場まで通常より一時間ほどかかるのを除けば、並ぶ時間は20分程度であった。ただ、寒さ対策は必要である。500円の入場料でこれほどまでに美しい紅葉が見られ、寺社ということで厳かな気持ちで満たされるのでぜひともおすすめしたい。
番外編:青葉山
観光地ではないものの、職場施設の目の前の紅葉も負けてないので記しておく。道路沿いに規則正しく植えられたケヤキは、新緑の候も美しいが、秋もまたよい。なんだかんだこういう身近な紅葉が心を落ち着かせ、日頃から季節を味わわせてくれる。こういう楽しみ方もあるのが秋の醍醐味なのだと思う。
(職場の窓から一枚。秋雨に濡れて。)